羽毛恐竜完全ガイド


BIRDER SPECIAL
羽毛恐竜完全ガイド

BIRDER編集部/編
B5判 104ページ
ISBN978-4-8299-7513-8
定価2,750円(本体2,500円+10%税)
2023年3月14日発売
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イラスト図鑑と最新研究の解説で羽毛恐竜と鳥の進化の謎に迫る!
現在の恐竜研究において、最もホットな話題の1つである「恐竜から鳥への進化」を取り上げ、描き下ろしのイラスト図鑑や恐竜研究のトップランナーによる鳥と恐竜の進化の謎についての解説を掲載。恐竜絶滅後に栄えた鳥類や、羽毛恐竜の展示がある国内外の博物館の紹介もあり、恐竜好きの子どもから大人まで楽しめる一冊。

デジタル版
アマゾン Kindle楽天ブックスhonto(ホント)Apple BOOK ほか



この本の特長

▪ 「そもそも羽毛恐竜とは何か?」「鳥と恐竜の同じ部分や違う部分はどこか」「なぜ羽毛は生えたのか」「羽毛恐竜は飛べたのか」「羽毛恐竜はどんな色だったのか」「鳥の形はどう進化したか」など、研究中のテーマを含めたさまざまな話題を取り上げます。

▪ 月刊誌『BIRDER』で「鳥の形態学ノート」を連載している川口敏氏による、羽毛恐竜や絶滅鳥類など30種以上の描きおろしイラストを掲載。全身図だけでなく腕や足の部分図など、さまざまなビジュアルを掲載しています。

▪ 恐竜絶滅後の現代につながる「新生代」には鳥類が大繁栄した時期があり、まるで恐竜のような巨大な鳥が出現しました。鳥の進化を語るうえで重要なこれらの絶滅鳥類もイラスト付きで紹介します。

▪ 羽毛恐竜や絶滅鳥類を展示している国内外の博物館を紹介しています(国内:国立科学博物館や福井県立恐竜博物館など6館、海外:ロイヤル・ティレル古生物学博物館やアメリカ自然史博物館など6館)。羽毛恐竜の登場で変わりつつある博物館の恐竜展示に関するコラムも収録しました。

▪ 国立科学博物館副館長の真鍋真氏や、「NHK子ども科学電話相談」に出演する小林快次氏(北大総合博物館)、田中康平氏(筑波大学)、川上和人氏(森林総研)など、日本の恐竜研究のトップランナーとして恐竜ファンにはおなじみの研究者の寄稿を実現、現時点で最強の執筆陣です。著者一覧を見れば、日本のどこで恐竜研究が行われているかを調べられます。



豪華執筆陣

▪ 田中康平(たなか・こうへい)
筑波大学生命環境系助教。恐竜の繁殖行動や子育ての研究を中心に、恐竜の進化や生態を研究している。推し羽毛恐竜はシノサウロプテリクス。NHK子ども科学電話相談の答えてくれる先生としても活躍中。

▪ 川口 敏(かわぐち・さとし)
趣味の解剖を活かして動物に関する論文、エッセイ、イラストを発表している。月刊誌『BIRDER』(文一総合出版)にて『鳥の形態学ノート』を連載中。

▪ 山﨑優佑(やまざき・ゆうすけ)
TCA東京ECO動物海洋専門学校講師。恐竜・自然史博物専攻と野生動物保護専攻の学生に恐竜から鳥類への進化や野鳥の調査方法等を教える。

▪ 青塚圭一(あおつか・けいいち)
東京大学大学院博士課程在籍。鳥類化石の記載を中心に、鳥類の骨格形態と生態との関係性に注目した研究を行う。特に潜水鳥類の運動様式に関心がある。

▪ 真鍋 真(まなべ・まこと)
国立科学博物館・副館長、 研究調整役。博士(理学)。1994年より国立科学博物館に勤務し、 中生代の爬虫類、鳥類化石を主な研究テーマとしている。

▪ 小林快次(こばやし・よしつぐ)
北海道大学総合博物館教授。海外発掘調査を行い、恐竜の分類や生理・生態の研究を行う。近年、ヤマトサウルス、カムイサウルス、パラリテリジノサウルスなどを命名。NHK子ども科学電話相談の答えてくれる先生としても活躍中。

▪ 川上和人(かわかみ・かずと)
森林総合研究所・島嶼性鳥類担当チーム長。西之島など離島の鳥類調査に従事。チーム名は自分で提案したのだが、「島」と「鳥」という字が似ていて時々混乱する。NHK子ども科学電話相談の答えてくれる先生としても活躍中。



資料提供と協力(※国内のみ、五十音順、敬称略)

一日一種、角田和彦、北川麻衣子、長手彩夏、中村利和、中村友洋、吉田雅則、我孫子市鳥の博物館、学校法人城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリー、神流町恐竜センター、群馬県立自然史博物館、国立科学博物館、東京大学総合研究博物館、福井県立恐竜博物館



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